当たり前の暮らしを当たり前に支える

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昨年から一緒に農作業や公園のごみ拾いを

してきたお年寄りが、認知症の進行で施設に入所

することになりました。

「ボランティアが好きなんです。」と

笑顔で話されていた方だったので

とても残念ですし、最期までお世話したかった。

 

しかし、お泊りして頂くにもお泊り用の設備や

夜間の職員の配置等、

いろいろ揃えていかねばならないことが

あり、二の足を踏んでいる間に

その方の入所が決まってしまいました。

 

ご家族から「昭ちゃん家に行った時が

一番落ち着いて帰ってきてくれる。」

と話して頂きましたが、

悔しい思いばかりが残り、

福岡の宅老所よりあいのホームページに

悩みを相談したところ、

 

「私たちはお年寄りの当たり前の生活を

当たり前に支えようとしているだけ」と

シンプルな答えが返ってきました。

 

今度のミーティングでスタッフと

じっくりその方について語り合って

みようと思いました。

 

自分一人で悩んでいても

良い答えは浮かびません。

 

一人であくせくしても仕方ありませんよね。

 

ケセラセラ、なるようになるさ。