2020/11/15
利用者のノリさんは、冬でもTシャツです。
いつまで着てくるのかな~と思っていたら昨日
やっとジャンバーを着てきました。
もう北海道は朝は氷点下です。
先日は初雪も降りました。
「寒くないんですか?」と聴くと
帰ってくる答えは
「寒いのはフトコロだけ!」
と答えてくれます。
華道家のヨシノリさんは
畑仕事が好きです。
来年の春に備えて、畑に落ち葉を
生けます。
生けるというのは落ち葉を畑に
埋めることを言うのだそうです。
来年のために落ちた葉っぱを
大切に生かすのだそうです。
政さんは今月、2回目の誕生日を
昭ちゃん家で迎えられました。
なので昭ちゃん家名物
『人生紙芝居』を作らさせて
いただきました。
この方はカラフトで生まれてから
終戦を迎え日本に帰ってからは
過酷なイジメに遭ったり、
日本一の高さを誇り
171名の殉職者を出した
黒部ダム建設に携わったり、
新日鉄室蘭では大きな特殊車両を
乗り回したり
波乱万丈な人生を送られた方だと
奥様に教えていただきました。
玲子ママは毎年、
手作り味噌を作ってきた方で
「自分で作った味噌は、
美味しいから買った味噌なんて
食べられないのよ」
と言います。
そこで昭ちゃん家でも2月に
仕込んでもらい
味噌の具合を見てもらうと
「バッチリ!」と
お墨付きをいただきました。
この変なおじさんは
昭ちゃん家の管理者らしいです。
10月31日の
ハロウィンでダルメシアンの恰好を
して送迎に行きました。
とにかく
コスプレ大好きおじさんです。
シズコさんは
昭ちゃん家の最年長98歳です。
畑が大好きで昭ちゃん家の
庭の畑の作物はシズコさんの手に
よるものです。
ここでは見せられませんが
管理者が着ていたダルメシアンの
着ぐるみもしっかり着てくれて
皆に見せていました。
昨日、利用者一人一人に
聴いてオヤツを近くのスーパーで
買ってきました。
いつもは同じものを
皆に出して食べてもらっているのですが、
和菓子がいいか?洋菓子がいいか?から
始まって本当に自分が食べたいものを
買ってきますよと言うと
最初は「皆と同じでいいよ」
と言っていた方も
「お団子がいい」
「栗どら焼きがいい」
「白あんが好き」
「ショートケーキがいい」
「シュークリームは嫌い」
とか沢山の初めて聞く答えが
出てきました。
昭ちゃん家では
一人一人が
主人公として
生活してもらうため
何が食べたい?
起きたい?
寝たい?
レクは何がしたいの?
と尋ねます。
私たちは利用者さんの”生きる”
にフォーカスして
支援していくことで
皆さんの持っている力を
ドンドン発揮して
もらおうと考えています。
98歳のシズコさんは
「イチゴのショートケーキが
食べたい」と
買ってきたケーキを
ペロリと平らげました。
これはもう
百歳いけますよね。
ぜったい!