血みどろの朝

こんにちワン!

昭ちゃん家のオルハです。

久しぶりに投稿するワン。

最近、太ってきたねと

スタッフから

指摘され、ご主人から

食事量を減らされて

困っていますワン。

ダイエットするぞと

ご主人が言うのですが

朝夕でお椀すりきり一杯

しか食べさせてもらって

ないのに、ひどいですよね?

動物愛護協会に

訴えようかと

思っていますワン。

しかしそんな鬼のような

ご主人が最近

悩んでいるようです。

なんでも、男性利用者さんの

Kさんが、なかなか昭ちゃん家に

来てもらえないそうですワン。

この間もダメ元でお迎えに

行ってみたところ、

Kさんが、おでこと手の甲から

血を流して玄関前で

立っていたそうですワン。

ご主人はあわてて

「どうしたんですか⁈

病院にいきましょう!」と

言うと、

「うん、大丈夫だ。

自分で行けるから」と

どこかへ出かけようと

したそうですワン。

「僕が病院に連れて

行きますよ」

とよせばいいのに

おせっかいしたそうですワン。

そして無理やり車に押し込んだ

そうですワン。

車の中では

暴れることはなかったの

ですが、担当ケアマネに

連絡したところ

「今から会議があるから

すぐには行けません」

と言うので

「じゃあ、Kさん

僕の事は嫌いでも

病院は嫌いにならないで

ください!」と

どこかのアイドルのような

訳の分からないセリフを

口走りながら病院へ連れていった

そうですワン。

もう血はすでに固まり

つつあったようですが、

それでも

おでこ付近が怪我を

すると出血量は多くなるので

おでこから上は血みどろですワン。

病院に入ると

Kさんの顔を見て

ただごとでは無いと

患者さんや受付の人たちは

ギョッとしていたそうですワン。

形成外科を受診して、

お医者さんに消毒治療を

してもらいましたそうですワン。

そのあと、昭ちゃん家に

お連れしたところ、

ご飯は食べていただき、

定時まで遊んでくれて、

Kさんから

「いろいろありがとう」

とまで言ってもらえたそうですワン。

 

アホなご主人は「願わくば

これをきっかけにKさんが

昭ちゃん家に通ってもらえる」

のではないかと思ったそうですが

しかし世の中、そうは甘くないワン!

それからもKさんはご主人の

誘いには耳も貸さず、

「あの時、無理やり病院に

連れて行かれたが、あーいうのが

一番イヤなんだ」とこぼしていた

そうですワン。

僕にダイエットを強いる

鬼のようなご主人ですが、

すっかり元気が無くなって

ちょっと可哀そうな

ご主人ですワン。

※お話と写真は一切関係ありません。

あしからず!