2021/04/26
昨年の4月20日、
私たちの大切な大切なバーチャンが
永眠されました。
バーチャンの誕生日は4月21日
毎日、利用していただいて
いたので、昭ちゃん家の
大事なイベント人生紙芝居を
徹夜で描いていました。
しかし、娘さんから
誕生日の前日に
「亡くなった」との
連絡が入りました。
バーチャンはほとんど
しゃべることができず
ときどき鼻歌のような
歌を歌ったり
機嫌が良いと
「ウフフ」と
笑うことだけの
バーチャンでした。
食事はほぼ全介助で
歩くのは車椅子から
椅子へ歩く2~3歩くらい
しか歩けなくなって
ました。
ドライブが好きで、
甘いものが好きで
肉も結構好きで
長い時間をかけて
ゆっくりゆっくり
食べてくれていました。
ウフフとバーチャンが
鈴のように笑う時、
なぜかとても幸せな気持ちに
なるのです。
それで、紙芝居のテーマを
『スマイル』としました。
バーチャンはしゃべれない
のですが、娘さんに
自分の人生をたくさん
話してくれていたので
娘さんから聞き取りました。
一生懸命、徹夜で描いた
バーチャンの人生は
波瀾万丈でした。
この話は是非、
紙芝居にしたいと
思いました。
それで娘さん夫婦に
お願いして1年遅れの
紙芝居をバーチャンの誕生日
4月21日に利用者さんたちの
前でやらせてもらうことに
しました。
娘さん夫婦も快く
承諾してもらい
夫婦で参加してもらいました。
いつものように誕生会の
ケーキを用意して
バーチャンの1周忌として
ローソクに1本
火をつけて
娘さんにローソクの火を
消してもらいました。
皆でケーキを食べて
思い出を語り、
娘さんは最後に
ジーチャンバーチャンたち
一人ひとりと
握手して帰りました。
本当にこれは
私のわがままで
やらせてもらった
イベントですが、
快く引き受けて
参加してくれた
ご家族、利用者さん、
スタッフさん
本当にありがとう
ございました。
バーチャンは
宅老所昭ちゃん家を
始めるという新聞記事を
見てすぐに娘さんが
電話してくれて
利用につながった
方でした。
本当に本当に
ありがとう。