日本一のデイを目指す

今年6月で宅老所昭ちゃん家は6年目に

突入します。

この5年の間で、管理者・宮下は事あるごとに

スタッフに「日本一のデイを目指します」と

言い続けてきましたが、

いまだに日本一どころか苫小牧一、

しらかば町一にもなれて

いないと思います。

私たちが日本一にこだわる理由は、

尊敬する経営者・稲森和夫さんが

京セラを立ち上げた時に

日本一の企業を目指した

ことに由来します。

では日本一のデイってなんなのかという

ことなんですが、

神奈川県の介護事業所あおいけあの

加藤代表の話の中で

あおいケアの利用者は

皆、介護度が改善していると豪語

されていました。

要介護3の方は要介護2に改善、

車椅子使用の方は杖歩行に改善される。

家族に迷惑ばかりかけて

いたバーチャンが、あおいけあでは

食器を並べてくれたり

ご飯の盛り付けを手伝って

くれるようになっていった

そうです。

 

その結果あおいけあは

毎日、見学者が絶えません。

厚労省の役人や国の大臣が視察に

来ます。

ユマニチュードの考案者

イブ・ジネストさんも

フランスから見学に来ます。

また福岡の宅老所よりあいが

やっていた取組が国に認められ、

今はどの都道府県、市町村にある

グループホームという形に

なりました。

きっと日本一とは

こういうデイサービスのことを

いうのだと思います。

 

宅老所昭ちゃん家は、

居宅支援事業所を持たない

デイサービスです。

だからケアマネさんや

ご家族さんが「是非、利用者さんを

うちの家族を

みてもらいたい!」と口コミで

評判にならなければ

いけないのですが、

そうなってはいません。

しかし、そうなるように

地道な努力は、しています。

そのために

ヘルパーステーションササエさんを

立ち上げました。

これは訪問介護事業所です。

デイだけでは利用者さんのすべてを

手助けは出来ないと実感した為、

自宅に行って困っている部分を

手助けしたいと思い、

作りました。

そして

デイや訪問介護ではもう在宅が

無理になってしまった方のために

共生ホームいろりを

開設しました。

これは小規模の老人ホームです。

それから今年度から

昭ちゃん家ではお泊りデイを

始めました。

 

まだまだ日本一には程遠い

宅老所昭ちゃん家ですが、

少しづつ亀の歩みくらいの

速度ではありますが、

私たちスタッフ一同で着実に

日本一のデイを

目指していきます。