続・三味線ものがたり

キーボードで弾き語りをするカルロス(日本人)と三味線のうまい夜警さんは、青森にルーツを持つ者同士で

意気投合し、高齢者施設の慰問を始めるが、私も三味線を習って、じーちゃんばーちゃんにちやほやされたいと

思い、夜警さんに弟子入りしました。1年間、少しずつ津軽じょんがら節を無料で教えてもらいました。

「津軽じょんがら節は、三味線のすべての技が入っているから、これさえ弾けるようになれば、他の曲は

簡単に弾けるぞ」と言われていましたが、その通りでした。

今、10曲くらいは弾けるようになりました。そして、今や、じーちゃん、ばーちゃんにはちやほやされるように

なりましたが、若いおねえちゃんには、ちやほやされないという現実も知りました。(嗚呼、無情…)  完