苫東厚真火力発電所

恥ずかしい話ですが、今回の地震で苫小牧に離島を除く北海道内全域に当たる295万戸の電力を供給していた

発電所があることを初めて知りました。

震度7の揺れにより緊急停止し、全復旧に11月中旬までかかるとのことです。今もまだ私たちは余震が毎日続き、

不安な毎日を送っていますし、 厚真町や安平町、鵡川町、札幌市等での被害が甚大で、自宅を離れ、避難所で

不安な日々を送っている方たちには本当に心休まる日が無いと思います。

避難されている方、その家族からの情報を聴くたび

天災というのは起きた時、そして起きてからの対応の大変さが身に染みてきます。

ただ今回の地震で唯一、良かったと思うことが一つだけあります。

苫東厚真発電所が原子力発電所じゃなくて火力発電所であったことです。

もし、原子力発電であれば、2011年3月11日に起こった福島発電所の事故の二の舞になっていたのかもしれないと

思います。この時は、津波の影響もあったと思いますが…。

そうなったら、今年6月に起業し宅老所昭ちゃん家を立ち上げた私は、借金を抱えたまま避難勧告を受けて

故郷を離れ、二度と戻って来れないという憂き目にあったのではないかと思うと、ぞっとします。

『天災は忘れたころにやってくる』という言葉がありますが、今回は台風21号の直後の震災です。

そういう時代を生きていると自覚していかなければならないのかもしれません。