2018/11/02
先日、札幌の認知症対応型デイサービスいろどりを見学してきました。
宅老所昭ちゃん家は若年性認知症の方やBPSDによる攻撃的言動や睡眠障害等のある利用者さんがおられます。
若年性認知症の方は対応がとても難しく福祉施設での利用や入所を断られるケースも多いそうです。
7月に北竜町で開催された若年性認知症家族会懇談会に参加したときにお会いした管理者の岡田京子さんに
ほんの数分、話しただけですが、パワーがあり、一度岡田さんのデイサービスに行ってみたいと思い、
2時間ほどですが見学させていただきました。
やはり一番対応が難しいのが排泄介助と入浴介助なのですが、いろどりのトイレや浴室のドアが黄色なのが新鮮でした。
カーペットはピンク色で、赤い服をベースにベージュの上着というコーディネートは意図的なもので、
黄色や赤が認知賞状のある方の落ち着く色だそうです。
そういえばユマニチュードのイヴ・ジネストさんの着ているサロペットも赤でした。
影響されやすい私は早速黄色いニット帽、赤や黄色がベースの服等を購入しました。
結果は、〇でした。黄色い帽子をかぶってからは利用者さんに頭を叩かれることがなくなりました。
岡田さんといろどりのスタッフの皆さん、ありがとうございました。いろどりでの経験を昭ちゃん家でも
生かしていきたいと思います。
攻撃的言動や睡眠障害、徘徊等に困っておられるご家族の皆さん、宅老所昭ちゃん家に一度、ご相談ください。
まだ発展途上の昭ちゃん家ですが、認知症の周辺症状等を一緒に考えていくことはできると思います。